1.処理後の一般廃棄物(剪定枝葉等の減容物)の処理方法
※破砕処理後の使用例(国内流通内容)
① 醗酵させ、バーク堆肥(肥料として専業農家様宛含む)として販売、農地等の土壌改良剤として利用
② 肥料製造会社へ、肥料の原料として販売
③ 公園等の遊歩道、広場のマルチング材として、(クッション用・雑草防止、景観保護・向上用)公共事業等で利用
④ 畜舎、豚舎へ敷ワラ材、オガ粉の代用として、(糞尿を吸収させ、後に堆肥として活用)販売
⑤ ブルーベリー・さくらんぼ畑等の果樹園へ、苗木保護・園床保護材として、又、公園用地等の植樹帯等へ、林床保護材として、公共事業等で利用
2.処理工程フロー図
3.リサイクル処理システム
リサイクル施設処理システム(Ⅰ) 受付~受入
処理工程①-受付後 荷姿検測、必要に応じポータブルトラックスケ-ルにて計量し受入します
リサイクル施設処理システム(Ⅱ) 一次破砕作業~ロータリースクリーンにて振分け
処理工程②-受入後 分別作業及び集積状況
葉・草・幹・根株等に分別
処理工程②-1 一次破砕作業
材料投入破砕状況 (60mmスクリーン使用)
処理工程②-2 一次破砕作業
破砕後ロ-タリ―スクリーンにてふるい分けされる
アンダ-サイズ (10mm)は堆肥原料として保管され出荷を待つ
オ-バ-サイズ(60mm)は二次破砕機に投入細粒化されこちらも堆肥原料となる
リサイクル施設処理システム(Ⅲ) 二次破砕作業 ~ 製品出荷
処理工程③-1 二次破砕作業
一次破砕されたチップを二次破砕機のホッパーへ投入
処理工程③-2 二次破砕作業
投入された材料を手作業にて不純物等を取り除く、
又、強力な磁石も使用
処理工程③-3 二次破砕作業
ベルトコンベアーでハンマークラッシャー部へ運ばれ、
更に砕かれる
処理工程③-4 二次破砕作業
ハンマークラッシャー本体
処理工程③-5 二次破砕作業
集じん機によって排出される前に細かいほこりを吸収されながら
排出ベルコンを通り、10mm程度の大きさで製品化される
リサイクル施設処理システム(Ⅳ) チッパ-仕様
(ウッドチップ・マルチング材 公園等の園庭/遊歩道の景観向上/雑草防止/園芸用資材)
処理工程④-1 幹材投入破砕(最大径500mmまで投入OK)
処理工程④-2 破 砕 排 出
処理工程④-3 破砕後堆積
(チッパ-ナイフで砕かれた製品がチップ化され10mm~40mm程度の大きさになる)